言葉への興味
ようやく手にした雑誌「風の旅人」で、はじめて読んだ田口ランディからヒントをもらう。
「思考こそ、表現への道。表現の前には言葉が必要なのだ。」
言葉。
私が大切にしたいものを大切にするために言葉が果たす役割は、とても大きいと思う。
ヨハネの福音書に、なぜだかぐっとこみ上げてくるものがあった。
「はじめにことばが在り、ことばは神とともに在り、ことばは神であった。」
ふと、大学で学んだ音韻論のことを思い出す。
音韻論。意味論。統語論。
法学部生のくせに、文学部の授業が好きだった。
文学部の学生が寝ていて、こちらはしゃっきり起きてかなり前の方の席で講義を聴いている、ということがよくあった。(たしかに私も法律の授業は寝てた)
私は、言葉そのものにとても興味がある。
あのときもそう思ったし、最近あらためてそう思う。
表現と言葉。
さて、どうやって繋がっていくだろうか