2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

八重洲

音楽が鳴ってる 耳で聴くにはあまりに形がない はじめとおわりがないから、ヤマもない ドラマにならない

極めなくていい、という考えに、ほとんど泣き出しそうだった

私の場合、したいことはシンプルだ。考えるまでもない。 美味しいものを食べたり、お酒飲んだり、歌ったり笑ったり、寝たり眠ったり。 そういうことが私のしたいこと。 それ以上のことはすべてオプションのように思える。 かと言って、今日のお昼に食べたご…

内側から見る地球

電車で知らない子どもに手を振るときと似た感覚で、月に手を振った。 ふいに、父の顔が出てきた。母の顔が出てきた。 しっかりと、見守られている。

水面

赤裸

自分の中に、ピンク色の、拳くらいの大きさの、小さな肉の塊を感じる。 魂なんていう言葉よりも、もっともっとリアルな、その肉の塊。 皮もなくて、剥き出し。 以前にこの話をして、赤裸だね、と言われてどきっとした。 今日はずっと泣いている。 私が発作の…

生まれたから、生きている あっという間に終わってしまいそう

何より勇気

2年前のお正月、新丸の内ビルで告白した 決死の提案、という感じだった それまで2回しか会ったこともなく、友だちと呼べる期間はほとんどなかった。 住んでいるところも離れていた。 どんな人か、というのも正直よくわからない。 ものすごく高貴なものと、…

芸術

絵画、音楽、詩、物語、芝居、写真、あらゆる芸術作品の、もしそれが作り手のただの自己表現なら、私の心には響かない。 絵を見て、心に映るのは日常の些細なこと。 見逃しそうなものの中にある美しさ、儚さを拾う。 感動するのは絵そのものでなく、そこから…

音楽が鳴る、時間のない空間に立ち会う

たとえばこういう瞬間、音楽が鳴る。どんな音楽? うまく言えない。 いわゆる音楽ではないかもしれない。旋律はない。 和音かどうか、わからない。 オーケストラのような複雑さでもなく ただ鳴り響く音楽 一瞬のようで、ずっと響いていて時間と切り離される

開放

恵子の家にあったほうが生きるから、と授かったのはセンチメンタルな旅・冬の旅という写真集で、私がずっと欲しかったものだった。御茶ノ水から総武線に乗る。三鷹までの帰り。 座れずに立ったままで、待ちきれないので赤い表紙をめくった。 吉祥寺で本を閉…

あっ

阿佐ヶ谷から乗った東西線向かいに、私たちが座っていた。

秋葉原ここで感じる空の圧倒的存在感は独特 私、声で売ってるんやなぁと思った。声で抱いてるみたいな、そんな気持ち

ようやく私も

お母さんにようには生きない。 お姉ちゃんのようにも生きない。どんな友人とも違う、私の生き方。雑誌にも載ってない。テレビでもやってくれない。インターネットでも検索できない。 だったら自分でやってくしかない。 青写真を修正、修正、修正、、、、 消…

宇宙くらい

人の身体には、さわったりなでたり、握ったり包んだり、叩いたり穴につっこんだりしても絶対にたどり着けない場所がある。 同じように、どれだけ時間をかけても丁寧に話を聴いても、怒ってもすねても笑かしてもどんなに気の利いた返しをしても、絶対に聴けな…