2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

光をさえぎり影光を隠す雲 光はいつも、光のままで

もっともっともっとひとりひとりひとりで

歩行

思えばいつも、歩いている 小学生のわたしも、高校生のわたしも、 いつもいっしょに歩いている 学校にいくときの気持ち家に帰るときの気持ち いまも続いている ね いつも歩いて、いつもひとりで 歩いて ひとりで歩いているときがいちばん澄んでる いちばん澱…

アルケミスト

仕事の鞄のなかに、いつごろからかお守りとして入れている本があって、それは読み物というより、自分のなかではお守りになっていたから一度読んだあと、ずっと閉じたままだった アルケミスト を久しぶりに開いてみた ぱっと開いたそのページには、「人が本当…

おい、ちょっとこっち来い

福島から千葉に避難した男の子の話。その子が福島から来たと言うと、それを聞いた子どもたちが叫んで逃げたんだって。 そんな話がニュースでさらっと取り上げられて、それを知って、怒りで狂いそうになった。 かなしくてたまらない。叫んで逃げた、だと? 思…

深淵にも中心にも、じつは何もない神社の長い参道を歩き、辿りつく場所には鏡があるのみ

緩い人を締め、張り詰めた人には緩みを言葉は、精神の紐

想う人のないときは、わたしのことを想うとき

a part of

木曜日の演奏会で、シベリウスのカレリアを聴いていて、 「わたしは足の親指だ」という言葉、感覚がでてきた。 日本人というひとりの人間がいるとして、 わたしたちひとりひとりは、その器官のひとつひとつなのだというイメージ 東北が、腕や内臓だとする。 …