2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

大人を育てる

私は今までずいぶんと、自分の中の「子ども」を認めてきた。4人兄弟の末っ子。私が生まれたとき、姉は大学に入学するような年齢だった。 家族はみんな大人だった。だから私は子どもでよかった。 できない。しらない。やって。教えて。 それでよかった。 そ…

話さないやり取りも好き。言葉を使わないコミュニケーション。電車の中。 お父さんに抱かれた知らない女の子と目が合う。一言も交わさないけれど、私たちの心はすぐに通じ合う。 そういうの、すごく好きだ。

45日間の不在。 が始まる。たかが45日やん。と私の中の他人は言う。 (1年くらいならわかるけど、大げさやなぁ。。)同時に、もっと大きなことの始まりだと知っている。だから妙な興奮もある。 「湿っぽくなくていいね」とカレーを食べながら言うので、「前に…

3連休中に何度も涙を流した。その涙の解説は、今の私には出来ない。 レイトショーのロシア映画。 ピザ屋のロウソク。 無防備すぎる素っ裸。 兄と行ったカフェが目に留まる。 兄は元気だろうか。 母は、父は、、。家族というものの不思議さ。 井の頭公園。 …

お店に入ってカウンターに座りキクチさんの顔を見ると、ほぼ前置きも話のクッションもなしに私からすらすらーっと相談を始めた。ずっと話したかった。 私は注文するタイミングを失い、キクチさんも何も突っ込まずに話してくれるので、ほんとに人の部屋で話し…

待ってるだけじゃ死んでしまう待ってるだけじゃ死んでしまう 焦り、というより、言い聞かせないと待つだけになりかねない。自分を磨くという言葉は大嫌いだし、そういう意味合いを恥じずに(平気で)言う人を少し敬遠している。 私はそういうこと声に出したく…

生きるとは、やさしく柔らかな、たしかで不確実な塊。を運んでゆくこと。その塊は、両手で水を掬うくらいの大きさ。小ささ。 もう遠くない、ということを知った。

今まで憧れていたものが、だんだんと確実に色褪せている。望むものが変わっている。望むもののカタチはまだはっきりしないけど、欲しいと思っていたものを、もうあんまり欲しいと思わない。 変わったのだと思う。いつの間にやら。。 ひょっとしたら私は、ほ…

先へ

もう何も考えない ただ耳に入る音を聞き、目に入るものを眺める 感想はめんどう 思考にはうんざり解釈を捨て、解釈から自由になる 風に髪を触らせ、鞄と手を繋ぎ、歩く あの人は先に行ったあの人は先へ行った 考えずに、私も行けるのでしょうか

小さな虫による妄想

さっきから一匹の小さな虫が私のまわりを飛んでいる。うっとうしいので手で払っていたけれど、それでもちらちら飛んでいる。離れない。払うのを諦め、じっと見ていると、だんだん自分がディズニーの世界にいるような気持ちになってきた。小さな虫がキャラク…

男子

お客さんが好きだ!もちろんいろんな人がいるけれど、やはりどこへいっても気やノリの合う人がいる。 関西とか関東とか、ぜんぜん関係ない。 営業先に行く前は眠くて身体重くてずーんとなってても、かめちゃーん!とか言われるといっきに軽くなる。この感じ…

自分たちはどうにも不思議で、たまに戸惑うことがある。会うたびに、初めて会うような気になる。 はじめまして、という気持ち。そのくせ、私の部屋でお水を飲んだり台所でちゃかちゃかごはんを作ったり、そのごはんを向かい合って食べたりすることがあまりに…

聞こえているよ

少しづつ、近づいている。ような気がする。 降り注ぐささやかなヒント。大声で叫ぶほどのエネルギーを持ちながら、私に向かってはあくまで小さくささやかれている。 (あとは自分で気づいてよね 私はここまでしか言わないからね) 聞こえているよ

夢を見た

夢を見た 夢のとおりになるかが問題ではなく、見たことによって気づかされる本音がある。でも実際は本音かどうかわからない。 朝6時の頭ではそれが本音のように思え、5分後にはそれはただの逃げのように感じられた。 夢の断片が語りかける。 ちゃんと話し…

時はすぐそこ

舞踏と朗読と音楽と。 体感したあと、はじめて会ったれいじ君と海とお茶をした。日吉の駅で、じゃあねと言ってふたりと別れ電車に乗り、座る。自分でも無視できないほど、ふつふつふつふつと沸いてくるものがあった。言葉に落としこめない、興奮とも動揺とも…