2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

まず、腕を広げ、胸を開ける

こう見えてじつは心配症で、雲行きが怪しくなってくるとすぐ不安になってしまう。 そういうとき、とにかく手をすり合わせ背中を丸め、「そうなりませんようにそうなりませんように…」と、すがるような気持ちになりがちだ。 心が縮んでいく感じ。 そうすると…

お湯の中で思うこと

どしゃぶりの雨の音で目がさめた。 ぬるいお湯につかる。 蝉の叫び。となりの家から尺八の音が聞こえてくる。雨が止まない。 お風呂のふちに頭をのせて、肩までお湯につかる。 お湯のにおい。ぬるま湯。 お湯に浮きながら、自分を消そうとしてみる。もうちょ…

どうせやるなら

ここ最近、会社の後輩たちのことが何だかずっと気がかりだった。なんだか元気ないなぁ・・ 疲れてそうだなぁ・・でも、私がひっかかっているポイントはそれとはちょっと違う。 何だろう。この気がかりな感じはなんだ。 と、心の片隅にあったんだけど、今日つ…

疾走感

東京から帰ってきて、きのうから今日にかけて、何度もこの曲を聴いている。 何度も何度も。 ASIAN KUNG-FU GENERATION / Re:Re うーん、そうか! きっと「疾走感」がたまらないんだ駆け抜ける感じが好きなんだなぁ私は。 予定と予定のあいだ。 人と人のあい…

踊るように

Gipsy Kings ‘Amor,Amor’ すごくいい予感がする。 今週は、かなり軽快でしかも複雑な、からまりそうになるくらいのステップで踊りまくることになりそうだ。それくらいが楽しい。 気持ちいい集中。踊ることに没頭したい。あれやってこれやって、こうしながら…

ほんとにしたいこと

お風呂からあがって、どかっとソファに座り、ピッとテレビをつけたらちょうど情熱大陸だった。 すごいタイミングでこの番組を見たと思う。小説家と出版社の人が、「5月までに仕上がらなければ、一緒に崖から飛び降りる覚悟でいきましょう!」とか言いながら…

小説に嫉妬する

村上春樹の「スプートニクの恋人」を183ページまで読んで、やっぱりこの人の文章が好きだ!と叫びそうになった。読みながら、私はどうも小説というものに嫉妬してるような気がした。 小説では、「 」じゃない部分にそれぞれの人物(主に主人公)の心の動きがいっぱ…