まず、腕を広げ、胸を開ける
こう見えてじつは心配症で、雲行きが怪しくなってくるとすぐ不安になってしまう。
そういうとき、とにかく手をすり合わせ背中を丸め、「そうなりませんようにそうなりませんように…」と、すがるような気持ちになりがちだ。
心が縮んでいく感じ。
そうすると、体も小さく固くなってしまう。
最近、ずしんと気の重くなることが起こって、気づけばしょっちゅうそのことを考えてしまっている。
どうしよう。
どうなるんだろう。
うまくいきますように、とまたまた心の中で手をすり合わせる。
息苦しい日々・・
で、ふと思いついた。
とりあえず、まずは体から変えてみたらいいんじゃないか?
縮こまった体(意外と自覚してない)を、まっすぐにして、ぐーっと腕をのばして横に広げてみる。
そんで、がっと体を開いてみる。解放してやる。
何でも飛び込んでこい!っていうイメージ。
自分を、心細そうに握りしめずに、ばーんと明け渡してしまえばいい。
それをほんとに体でやってみる。
(夜道でひとり、やりました)
そうやって、心の状態はどんなんだとしても、まず体を開いてみる。
そうするとなんだか「何でもこいよ!!」と強気になってきた。
コインの裏が表にひっくりかえるような、心の反転を感じた。
しょげてる心を元気にするのは大変。
ポジティブシンキングなんてむりむり。というときは、まずは体から。
単純に、体を開いてみる。
それならいつでも出来るはず。
もっと体にお任せしてみよう。