美術館の展示室にいると、傘を杖代わりにしたお祖母さんと中学生くらいのお孫さんが入ってこられて、
ふたり静かに絵を観るその様子をさりげなく見ていたら、涙が出てきてとまらなくなってこまってびっくりした。
そういうことがたまに起こる。
コップに水が、水面張力ぎりぎりにたまっているような状態。そこにほんのわずかの「きっかけ」が触れてしまうような
そしたらもう、ぶわっ!と目からこぼれてしまう。
その「水」って、一体何なんだろう。なぁ。
そういえば内藤礼さんに、ガラス瓶に水がたまっているっていう、ただそれだけの作品があったような
鎌倉で、たしかに観たと思う。
あーーこの幸せな感じ。。
どうぞ!