300ページの小説

自分の人生が300ページの小説なら、もう180ページくらいまできちゃってるなぁ
と、さっきお風呂につかりながら思った。


おもしろい小説を読んでて、ふと「あとどれくらいかな?」と思って、残りのページを指ではさんでみたら「意外とこんだけで終わっちゃうのかー」、みたいなそんな感じ。

長さ、というよりストーリの展開的にけっこう最後の山場に向かってぐいぐいいってるように感じる。298ページまで来てもてんやわんやで、「これどうなるん?」って思うんやけど、最後あっけなく終わっちゃうような小説みたいなんじゃないかな、私の人生。村上春樹とか江國香織ってわりとそういう作品が多いけど、だから私はこの二人の小説に親近感がわくのかもしれない。


それに、私の小説の楽しみ方と、人生の生き方はすごく似ていると思う。

私は先を読まない。その場その場、そのページそのページを楽しむ。
しかもひとつひとつの出来事そのものを、そこまで重要視していない。ストーリー自体はでたらめだっていいと思ってる。
何が起こるか、よりも、その時何を感じ、どう考えるかが大事だと思ってる。突然出てくるすごいフレーズに出会うのも素敵だ。


そういうとこが、なんだかとっても似ているなと思った。
自分の小説を毎日読んでるみたいだ。
毎日書いてる、のかもしれない。



ちなみに、これ、毎日書いてるけど、そう決めてるわけじゃなくってたまたまです。
あしからず!