恒久的運動としての出し入れについて

わたしたちはずっと、入れることと出すことをくりかえしているにすぎない。


食べて飲んで読んで聴いて息吸って、いろんなものが入ってきて、
排泄話して鼻かんで歌って息吐いて、外へ出していく


気持ちいいこともあれば痛いこともあって、それはその時々で違って、
でも入れて出すのは変わらないから、


入れたり出したりそうやって時間をやり過ごして、日々をひとつひとつ終わらせている。