記録

だいたいにおいて、こんなところにこんな風に、わーわーと書くなんてとても恥ずかしい。

大恥の行為だと思う。

だいぶ前に、「のれん一枚の脱衣所の感覚」っていうようなことを書いたけれどほんとにそうです。

だけどもぽつぽつと書いてみるのはなぜだろう。



書いてていつも不安になるのは、なにか自分がものすごく間違ったこと。
たとえば「太陽が地球の周りを回ってる」レベルの、ありえへんようなこと書いてるんじゃないか、とか。

あるいは、「わたしは馬鹿です」と言ってるに等しいほどの、頭にお花が咲いたようなこと。だったり。
そんなことで埋め尽くされた、ここ。になりそうで



今日、ある本を読んでいると

「怒りとは、自分が正しいと思っているときに限られる。」

と書いていた。
それでドキッとした。


こちらに来てからというもの、わたしから怒りが消えていた。
どこいったかなぁ。と思っていた。
あのイライラ、あのエネルギーはいずこ。

で、なんで怒りが消えていたかというと、わたしはきっと「正しさ」について、ずいぶんと自信を失くしていたのだと思う。
今も見当たらない。


でも、正しいとか間違いとか、そういうとこから抜け出したい、あるいはもはや抜け出した境地で、
シンプルに自分が感じ取ったことだけを、それがたとえ悲惨なまでに幼稚で無意味であったとしても、それをわたしが感じたってことだけがわたしの記せること。記してみたいこと。

わたししか、記せないこと。