表情

人を励ますのとおなじエネルギーでもって、じぶんのことを徹底的に否定するような、
じぶんの全思考が、全部じぶんの敵にまわるときがあって、そんなときの辛さ。


何にもできない。
くせに、努力が嫌いで。
めんどくさがり。
薄給のくせにお金を湯水のように遣って、
そのうえ無駄が多すぎる。


こんなものでは済まない、本当に徹底した辛辣さが、わたしの根底には流れていて、
その牙をなんとか他人には向けないように向けないようにと笑っていますが、

大丈夫でしょうか。



ひとりで歩いているときの顔を見たことがないけれど、
わたしがわたしを想像するときに浮かんでくる、基本的表情は、このように
じぶんを総攻撃しながらひとりで街を歩く、

そんなときの表情です。