私の強み
「彼女なら話聴こうと思ったけど、あんたの話は聴きたくない!もう帰って!」
今日お客さんから言われた言葉。
会社の経理の方。頑固な感じのおやじさん。
実は、彼女というのが私で、あんたと言われたのが上司。
びっくりした。
びっくりしたけど、正直ちょっとうれしかった。
そういえば、私はどうも色んな人に受け入れてもらいやすいような気がする。
とくに、あまりふだん人に心を開かない感じの人が、ふいにドアを開けてくれたりする。ような。
話を聴いてもらったうえで、No!はあっても、話を聴いてもらえないとか拒絶されることってあまりない。
ひとまずはwelcomeしてもらえる。
それって、あぁ嬉しいことだなと思った。
ありがたい。
自分には特技もないし、何にもないと思っているんだけど、そっかこれって私の強みなのかもしれないな。そう思ってもいいのかもな。と思った。
どうもそのおやじさんは、保険の営業そのものに前から不信感を持っていたらしい。(そのお気持ちは分かります)
私の上司がどう、とかじゃなくて、たぶん誰に対してもそんな態度をしてきたんだろう。
「でも亀川さんにならちゃんと説明を聴いて、前向きに検討しようと思ってましたよ」
話の最後にそういわれた。私の方だけ見て。
今までひとりきりで2回会いに行って話しをして、電話でもやりとりしていた。
私の何がどう作用したのか分からないけれど、何かを認めてもらえたみたい。
励みになった。
なにか自分の根底に関わるような。
契約が決まること以上に大切なものをもらった。
大丈夫、といわれた気がした。